実戦型詰む連珠第2問 解答解説
実戦型詰む連珠の解答解説をしていく。問題は以下
【実戦型詰む連珠】連珠(五目並べ)【第2問】
— 那智暴虐の連珠石 (@nachirenju) 2018年4月11日
黒先、追い詰め勝ちは?
(頻出度★★★★★)#詰め連珠#解けたらRT
このパターンでは最も分かりやすい形から出題。実戦出現率の極めて高い形で、反射的に詰めるようになっておきたいです。 pic.twitter.com/X84c3fMSTK
初型観察
(問題図)
この問題は詰み筋自体は分かりやすい。黒ABCとどんどん打っていくのがほぼ唯一の攻め筋だからだ。一方で詰みの最終図が初型からは見えにくいのが難点だろうか。この系統の形はほぼ全てが同じ詰み筋なのでこの問題で覚えてほしい。例外としては形によって黒Cのミセ手からいかなくてはいけないことがあるくらいだ。
解答図
(解答図①、黒5まで)
黒5までは一つの手順で、白6でA、Bの分岐がある。一つずつ見てみよう。なお白2でCは同じように打ってより簡単に詰む。
(解答図②、黒9まで四三勝ち)
白6に対しては7とヒキ、9で四三となる。平凡な詰み筋だ。初型で7の場所に白石があったり、この四三のラインに白石が配置されていると詰まない可能性があるので注意したい。
(解答図③、黒7まで)
この白6のときは黒7とヒイて以下ABの四追い勝ち。なおこの筋でなくても黒CDEの詰みもある。これは解答図②でも通用する手順なので押さえておきたい。こちらの場合は黒Eから打ち出すと白の三が当たってややこしくなるため、CDEという手順で覚えるのが確実だろう。
以上で解説を終える。この形は実戦出現率が極めて高いので覚えれば勝率UPにつながりやすい。