連珠雑記

連珠(競技五目並べ)に関する雑記。問題掲載、五目クエストの棋譜、公式戦振り返りなど。

メンタル

勝負の熱気はどこから来るのかという話~QTという異質な空間~

勝ち負け書いて勝負と読む。勝負は必ず結果が出る。みんな負けたくないから本気で戦う。こういう気持ちで満たされた場は自ずと熱気を帯びてくる。 連珠を始めて恐らく今年で12年になるが、連珠も勝負事の一つ故、色々な勝負を見てきたし自分でも経験してきた…

連珠に才能はあるのか?

連珠をやるために生まれてきたのではないかと思わず感じてしまうような人間は確かにいた。彼はいま連珠から身を引いているが、本当に強かった。将棋界で藤井総太先生が話題となって久しいが、仮に今でも続けていれば「連珠界の藤井総太」として名を馳せてい…

「どうしたら強くなりますか?」に対する考察

「どうしたら強くなりますか?」 この質問は、連珠のようなゲームをしている方共通の悩みだろう。私自身も日々感じているし、何より最近は聞かれることが多い。自分なりに考えてみたい。 まず、この質問をする人には、私の経験上大きく分けて以下の3通りに分…

自分の数学嫌いはどこから来たのかという話

私はいわゆる根っからの文系である。連珠を打つ人、それも有段者、高段者となれば必然周りには理系が多い。時々聞かれることがあるのだが、そのときに数学、それどころか算数で怪しいという話をするとたびたびビックリされる。そんな私であるが、最近YouTube…

四追いとマインドフルネス~ただ深い集中に身を任せる~

最近ゲソ天先生出題の黒先四追いを毎日1~2問解いている。「解いている」と書いているがここでの肝は「読み切りを目的にしない」ことである。問題数も関係なく、自然に読み切れたら次を探すくらいだ。 twitter.com 解いていて棋力が上がったということは若干…

Gomocupの感想 〜これからどう在るべきか〜

連珠でGomocupという大会があった。連珠ソフト同士の大会での優勝を競うものだ。いま話題となっているところでいえば、コンピューター将棋選手権のようなものだ。今年はそれまで五年連続優勝だったYixinを破り、embyro19というソフトが優勝した。詳細は知ら…

珠王戦総括

結果は3勝2敗1分で同率3位、ブレークが悪く5位。 挑戦手合いから続くテーマである突き詰めを貫き、練習では追い詰め方面の強化を重点的に図っていった。 その結果初日では、「自分こんなに詰み読めるんだな、ひょっとして強くなった?」と感じていて、実際そ…

着手と視線ー思考の内と外ー

人間の打つ連珠の傾向として、直前に打った手、打たれた手の周辺に注目してしまうというものがある。これは棋力が上がっていくにつれ減っていくのだが、それでも完全には0にできない。 図は私の白番。白4は自由打ちの隙を突く奇襲。白12まで、何かあれば負け…

心の準備

月末に珠王戦がある。この大会は世界選手権の選手選考会を兼ねていて、今回は恐らく初めての決勝3枠がかかっている。世界選手権のシステムを超ざっくりいうと 国内予選→現地予選(QT)→決勝総当たり(AT) という構成になっている。QTの通過争いは本当に熾烈で、…